幹部・管理者の育成支援
~幹部・管理者育成の重要性~
「人材・組織」を強くし、経営体質強化(≒組織体質強化)を図るにあたって、特に、幹部・管理者の育成が必要不可欠となります。
何故なら、企業経営においては、
① 経営環境の変化に対応できる「正しい経営戦略」を策定する事。
② 「正しい経営戦略」を実行・実現していける様な「好ましい人材・組織」をつくる事。
③ 「正しい経営戦略」「好ましい人材・組織」が確実に実現・実行出来ているか「確かな経営管理」を回していく事。
がとても重要となりますが、
そうした中で、
・経営者と共に、経営者の目線になって「正しい経営戦略」を策定し、
・マネジメント力(リーダーシップを含む)を発揮し、人材・組織のモチベーション、能力、チームワーク力を高め「好ましい人材・組織」をつくり、
・マネジメント力を発揮して、実際に現場でPDCAサイクルを回しながら「確かな経営管理」をする
これらの役割を担っているのは、幹部・管理者であり、経営の成否を大きく握っている存在であるからです。弊社では、幹部・管理者育成で特に重要となる、「経営者目線意識」の定着と「マネジメント力(みんなの能力を高まる力、みんなのモチベーションを高める力、PDCAサイクルを回す力)」の向上を効果的に実現できる研修を提供しております。
管理者研修会・マネジメント研修
目的
管理者の方々の意欲を喚起し、マネジメントスキルの向上を図り、受講者個人の成長、会社の成長・発展に寄与する。
狙い(ゴール)
①管理者としての自覚と責任を持つ。
②正しい管理活動のために必要な知識を身につける。
③目標達成のための強い意欲を持つ。
④トップ、上司の考えを感受し、自発的に行動する。
⑤適切なリーダーシップを発揮する。
対象者
管理者、監督者、工場長、店長、など
(部下を持つ立場である方、または、将来的にそれを期待する方)
受講者人数
標準 4〜8名
(他に受講者の上司や経営者の方が、オブザーバーとして参加可能)
特徴
「経営者の分身・同志」の育成
幹部・管理者のマネジメント力が幾ら向上したとしても、もしその能力が、経営者の思いとは別のベクトルへと発揮されてしまっては意味がありません。
アイ・コンサルティングは、「研修会社ではなく、経営コンサルティング会社」のマネジメント研修として「経営者立場意識」を重視し、経営者の分身・同志意識が高い管理者の育成を支援します。
少人数対話型の研修
マネジメントをする立場において、特に大切となる能力がヒューマンスキル(人間関係を構築して働きかける力)と言われています。それは知識を吸収して得られるものではなく、考え方や価値観の深いところで自ら気付きを得る必要があります。
アイ・コンサルティングでは、受講者が「どういう価値観で仕事をしているのか」「どういう悩みを抱えているのか」など、講師が一人一人と丁寧に対話をし、学びを落とし込みます。そのため、少人数制で4~8名を基本としています。
「実践&ふりかえり」による定着
どの様な研修であっても、単に受けただけでは残念ながらほとんどレベルアップしない
のが実態です。大切なのは、学んだことを、意識して実践、意識して実践、意識して実践、…と繰り返すことです。
アイ・コンサルティングでは、研修2回目以降は振り返りをじっくり行なうのですが、そ
の際には内容の振り返りだけでなく、前回~今回までの日常の仕事で、学んだ事をどの様に活かしたか、を振り返って発表して頂きます。この繰り返しにより、学びが本当に落とし込まれ定着します。
プログラム
第一回 |
テーマ |
管理者とはどのような存在か |
概要・狙い |
自分が目標とすべき管理者の姿はどのようなものなのか、現状の自分は、管理者として十分か、不十分なことがあるとしたらそれは何か、更にそれをどのように改善していけばよいのか、ということを考え、気付きを得る。 |
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内容項目 |
・ 心構え ・ 経営者からみた管理者像 ・ 部下からみた管理者像 ・ 自分自身からみた管理者像 |
第二回 |
テーマ |
有効な管理活動を進めるために |
概要・狙い |
管理とはどのようなことなのか、管理を行うとはどのような活動をすることなのか、管理活動を進めるための4つのポイント、を学び、それを今後、各職場の「管理活動」に活かす。 |
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内容項目 |
・ 管理、経営管理とはどのようなものなのか ・ マネジメントサイクル ・ 5W1Hの重要性 |
第三回 |
テーマ |
強いリーダーシップを発揮するために |
概要・狙い |
部下の心を知り、部下の心に働きかけ、リードしていくために、人間の欲求やモチベーション、リーダーシップスタイルについての理論を学び、どのようにして職場でリーダーシップを発揮していくのかを考える。 |
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内容項目 |
・ 人間の欲求には段階がある ・ 部下の心を知る ・ 衛生要因と動機付け要因 ・ リーダーシップスタイル |
第四回 |
テーマ |
組織を活性化させるには原則がある |
概要・狙い |
まず「組織とは何か」という基本概念について理解を深めた上で、組織を活性化させるための4つの原則などの組織論を学び、成果を上げるために効果的な組織について考える。 |
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内容項目 |
・ 「組織とは何か」基本概念について ・ 組織を活性化するための手法 ・ 組織活性化のための4つの原則 ・ 責任と権限のあり方 |
第五回 |
テーマ |
部下と自己を動機付けるために |
概要・狙い |
「叱る」とはどのような行為なのか、「褒める」とはどのような行為なのか、その本質的な意味を理解し、「叱ること」「褒めること」の正しい使い方と、「叱られること」「褒められること」への正しい対応を身に付ける。 |
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内容項目 |
・ 効果的な動機付けの方法 ・ 管理者の姿勢について 「叱ること、褒めること」 「叱られること、褒められること」 |
第六回 |
テーマ |
職場改善課題と自己啓発課題を考える |
概要・狙い |
「企業経営の目的と私達の日々の行動」がどのように結びついているかを学び、これまで当研修で学習したことを踏まえ、各自の職場改善課題と自己啓発課題をまとめ上げ、今後の日々の活動をより良いものにする。 |
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内容項目 |
・ 職場の主要問題点の選定およびその解決策と行動計画の検討 ・ 管理者としての問題点と自己啓発プランの検討
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参加者の声
管理者のあり方や心構えが理解でき、いかに自分が会社や社長に甘えていたのか?がよく解りました。社長が(自分一人では)できないことを、(社長の気持ちになって)同じように私たち管理者がやっていかないとダメだと感じました。これからももっともっと勉強していきたいです。全6回の研修を受講して本当に良かったと思います。この研修に参加させて頂いた社長に感謝します。
6ヶ月間の長い研修に参加できたことに感謝します。真剣に先生が、一人一人の話を聴き、コメントをして下さいました。自分自身の部下に対する態度や、お客様への向き合い方においても、とても勉強になりました。このマネジメント研修で勉強したことは、管理者としてだけでなく、人として、社会人として、親として、パートナーとして、財産になると確信しています。
各テーマごとでの「ふりかえり」で、考えをまとめて書くこと、発表することで、自分と同じ立場にある他の方と一緒に学べたことが良かったです。今回ともに学んだ方々とこれからもコミュニケーションをとりながら、ベストな行動を選択していきたいです。もちろん受講内容も充実していたので、テキストや自分自身の「ふりかえり」を復習しながら、日々取り組んで行きたいです。
私自身、初めての「マネジメント研修」でした。20年前に受けたかった・・・。これまでずっと我流で管理職をやってきましたが、組織のことや、上司・部下のことをここまで深く考えてきていませんでした。変に身に付いた自分のスタイルはなかなか抜き難いですが、繰り返し復習をし続け、変えていきたいと思います。